蓮如上人を知ろう

今回は、浄土真宗で有名な蓮如上人について学んでみましょう。

親鸞聖人の教えを学ぼうとするとき、重要になる蓮如上人についてご紹介していきたいと思います。

蓮如上人は、約500年前、室町時代に活躍なされた方です。

蓮如上人は一体どんな人物か、もしひとことで言い表すとしたら
『浄土真宗の中興の祖』と言われています。

蓮如上人のことをよく知らない、という人でも、名文「白骨の御文章」は浄土真宗の葬式・法事などで必ず拝読されているので、聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
この中では、「後生の一大事」が教えられていて、人生の目的は、後生の一大事を知り、解決することだ、ということが述べられています。

蓮如上人は、教義を手紙という解りやすいスタイルで書かれたことが有名です。蓮如上人によって書かれたその手紙の多くは「御文章」に収められています。

御文章には、親鸞聖人の教えが、平仮名まじりのわかりやすい文章で書かれてあります。

御文章は、もともとは、蓮如上人がご門徒にあてたお手紙であったのですが、それを蓮如上人のお亡くなりになった後、お孫さんの円如法師が全国を歩き回って集め、5帖80通の「御文章」として編纂されたと言われます。1帖目から4帖目は年代順、5帖目は、いつ書かれたかわからないものをまとめられてあります。
お手紙の形でありましたから、これが書き写され、各所で読まれ、親鸞聖人の教えが伝えられていったのです。

近江商人である堅田門徒が東北、北陸から山陰地方に至るまで、幅広い行商に回りながら、「御文章」を読み聞かせたとされています。

今日、親鸞聖人の教えを私たちが聞かせていただけるのも、蓮如上人のご活躍があったからなのですね。

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